河崎純(作曲・演出・コントラバス)

音楽詩劇研究所代表。1975年生まれ。早稲田大学第一文学部在学中に音楽活動をはじめ、作曲家、演出家、コントラバス奏者として活動。繊細なポリフォニーと 即興性を共存させる独自の作曲スタイルと、身体性、演劇性を伴う演奏で知られる。ダンス・演劇・音楽劇、朗読パフォーマンス、学生との共同作業など、110作以上の舞台作品の音楽監督、作曲を手掛けた。

 

2010年代より特にトルコ、ロシア、 ドイツでの様々なプロジェクトに主要メンバーとして参加し、アジアとヨーロッパを越境する多民族文化や移民文化に触れ、新たな創作に対する視座を得る。2015年に音楽詩劇研究所を設立し、2024年までに4作のユーラシアンオペラプロジェクトを作・演出、作曲。

 

2022年にはそれらの活動をまとめた、著書「ユーラシアの歌」(ぶなのもり)、韓国、ロシアの歌手を擁する二作のCD「HOMELANDS」、「STRANGELANDS」(BishopRecords)を発表。

 

2024年には代表作の一つ、「捨て子たち星たち2024」(演奏:アンサンブルみのりて)が、NHKラジオ「現代の音楽」で放送。作演出のユーラシアンオペラop.4「黒潮の子」が、国際交流基金国際共同制作事業の一つとして、日韓台の演奏家、パフォーマーにより上演された。

音楽詩劇研究所 Jun Kawasaki MPDL

2015年に、音楽家、作曲家河崎純を中心に劇場シアターχの研究所の一つとして足。現代社会に埋もれた音楽資源の水脈を求め、新たな詩劇を創成を試みる。詩人パウル・ツェラン、ベルトルト・ブレヒトの作品を歌を軸に構成する詩劇「捨て子たち星たち」に続き、中国の作家遅子建による中露国境の少数民族の生活史を描く小説に着想を得たに「終わりは いつも終わらないうちに終わっていく」(シアター X主催タデウシュ・カントール生誕100年記念祭)を初演。

任意団体として独立し、2016年、同作をベースにアルメニア(国際演劇祭HIGHFEST) 、ロシア公演。歌を主軸に、舞踏や、即興、日本やアジアの伝統芸能、西洋の現代音楽をに精通するメンバーが、各地のフォークロアを遡って、独自の合唱システムを用いた音楽劇は、〈 北東アジア版マジックリアリズム〉とも称された。

同作をモチーフに、2016年より「ユーラシアンオペラプロジェクト」を開始。2017年にはバイカル・黒海プロジェクトとして、ロシア、ブリヤート共和国、ウクライナ、トルコでコラボレーションを行い、2018年、各地から4人の歌手を招聘し、ユーラシアンオペラOp.1「Continental Isolation」として集大成。

2019年、トランス・ステップロード(草原の道)プロジェクトとし、カザフスタン、タタールスタン共和国、ロシアで公演、ワークショップを行う。そのリサーチとコラボレーションをふまえ、ユーラシアンオペラOp.2「さんしょうだゆう」を、カザフスタン 、韓国(PAMS国際舞台芸術フェスティバル/国際交流基金ソウルセンター主催)で上演。日韓の口承芸能を、ロシア、中央アジアへ離散したコリアンディアスポラの来歴とを重ね合わせ、現代に甦らせた。同年6月には、声の表現の新しい領域をひらく、つむぎね(作曲家/宮内康乃)、シルクロード能楽会(演出家、能楽師/今井尋也)を招き、フェスティバル「東方声聞録」を開催し、中島敦原作による「古譚」を上演。 

mikomex
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 2022年、コロナ禍で、埼玉県川口市、蕨市周辺の海外からの移住者、とりわけトルコから移住した法律、国際関係上、不自由な立場を強いられる在日クルド人との交流を基盤に構想された、ユーラシアンオペラOp.3「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」を、韓国伝統音楽「正歌」、台湾原住民の出自を持つ歌手をソリストに迎えて上演。

 

2024年、国際交流基金共同制作事業として、日韓台のアーチストとのコラボレーション、「黒潮プロジェクト」を主宰。韓国済州島巫俗を主題に離散者の命運を描く韓国の作曲家チョン・ウォンギ作品とともに、日本最西端の与那国島出身の俳優、映画監督の東盛あいかをメインキャンストに、ユーラシアンオペラOp.4「黒潮の子」を沖縄、東京で上演。ディアスポラ文化と国境を越えた海洋文化をテーマに、台湾・与那国・済州島の海流の交流や悲劇、離島の民謡やフォークロアに着目し、東アジア発の新たな音楽劇の可能性を提示した。

「黒潮の子」(2024)©mikomex
「黒潮の子」(2024)©mikomex

(一般社団法人)音楽詩劇研究所 公式ホームページ

[コントラバス奏者として]

吉沢元治、齋藤徹に師事。自作、即興、編曲による無伴奏ソロのほか、コントラバス一台でも、朗読、演劇、ダンス作品を中心に多くの舞台音楽を作成。録音はソロ代表作は作「左岸/右岸」(2003)、「ビオロギア」(2011)。

 アンサンブルでは即興音楽のセッションや歌唱との共演を多数行ってきた。とくに長く継続した参加ユニットは、作曲家、ヴォーカリスト国広和毅ミュージックグループ「ダた」(1997~)「Khkhs」、バンド「マリア観音」(1996-2001)、ヴォーカリスト柴田暦とのデュオ「uni-marca」、即興音楽アソシエーション「EXIAS-J」、作曲家今井次郎(時々自動)、国広和毅との「aujourd'hui il fait beau」、ギタリスト小沢あきとの「ブレヒトとロルカ」、打楽器、石塚俊明、舞踏の亞弥、書のMama-kingとのカルテット、ロシアアウトカーストの唄を歌う歌手石橋幸「私の庭」。 

 

海外における代表的な参加作品は、国際交流基金主催事業、日本・トルコ現代音楽制作プロジェクトによる「sound migration」、故西川千麗氏の創作日本舞踊の数々の作品、ドイツにおける、作曲家マーク・シナンとドレスデンシンフォニカの中央アジアテュルク族の叙事詩を音楽劇「デデコルクト」(2013~)、トルコの振付家アイデン・テキャルによる身体と楽器の関係を構築する異色ソロパフォーマンス作品「db=II=base」など。ロシア、ウクライナ等の前衛的音楽家やフォークロアミュージックの歌手や演奏家とも積極的に交流し、日露間でさまざまなプロジェクトを行ってきた。



Works

【作曲家として】(自述)

 

私の作曲の根幹は、歌の創作、あるいはむしろ歌の生まれる音空間の創出であると思っています。

 

これまで世に存在した無数の歌がそうであるように、歌は、言葉や文字に収まりきらない、感覚や感情を表すもの。あるいは語にさらに新しい意味を生み、あるいは逆に、忘れられた意味や言語以前の呟きや叫びや呼び声、それらを喚起させるような、心の活動の原初的な一形態です。

元来、歌は、あえて作られるようなものではありません。しかし、「あえて」作るのならば、どのような歌(音楽)が生まれうるのか?

 

 

 作曲の来歴を振り返ってみます。

 

作曲活動の初期は、自治的なコミュニティーの創生と音楽の創造を同義、同時的な現象と捉えていました。そこでは、伝統や、たとえば五線譜という楽譜の再現の技術は演奏の前提となりません。その先陣である戦後のイギリス、アメリカ等の実験音楽、高橋悠治、交流のあったパフォーマンスグループ時々自動の今井次郎に影響を受けました。

 

実践の場として、演劇や、とくに高校生や不登校生、大学生、地域コミュニティと創作を通じて交遊しました。

 

そこではドイツの劇作家、演出家ベルトルト・ブレヒトの音楽劇や教育劇を再考し、その作曲家であるハンス・アイスラーなどの方法を参考に、言語と音楽と社会との関連に重点おき、歌の創造を目指しました。

 

その際、比較言語の視点で、母語である日本語からいかに独自な旋律が生ずるか、試行錯誤を重ねました。小野十三郎の「歌と逆に、歌に」という詩作理念にも共感し、五七調の韻律以外の視点から、「新たな民謡」「架空の民謡」の創作も試みまています。

 

そのような作曲を盛んに行いはじめた同時期に、演奏家として、ロシア、トルコ、ドイツなど海外でのコラボレーションの機会が増しました。そこで、各地の知らなかったフォークロアと移民・ディアスポラ文化や人々の来歴に直に触れました。

 

古典や伝統は、技法や精神を洗練するこで様式美を獲得します。しかし、それら以前の、素朴で自在な歌の痕跡がフォークロアに残ります。

 

国家や民族、音楽や歌という「」で括ってイメージしたり考えたりしていた概念をあらためて疑い、それらの枠組みを、脱構築するような、作曲法を模索するようになりました。

 

大文字の文化や歴史では掬いきれぬ小さな声を重ねあわせるるようなイメージで作曲を行うと、結果的には20世紀初期、とりわけ近現代音楽のバルトークなどの書法に近いものとなりました。私の作曲は書法として、20世紀の欧米の実験的な「前衛」から遡って、いわば歴史を後退するような変遷を辿ってきたともいえます。

 

いっぽう私はコントラバス奏者としては、楽譜に囚われない「フリーインプロヴィゼーション」のセッションとともに、ジャズやロック、民族音楽周辺の音楽を活動の中心としてきました。それらの音楽のエッセンスは歌唱とリズムや呼吸と間合いの即興表現にあります。

 

ですから、作曲と即興表現とが両立することで、私の理想とする音空間は生成されます。混在というより対置または並置。それを繋ぐものが歌といってよいかもしれません。

 

 

現代社会において、よりどころなく漂う孤独な心や精神が、安住の棲み家に収まることは困難です。絶対的な美や愛、特定の宗教、イデオロギーへの信仰、死後の世界に託すこともできましょうし、そのような音楽を求めることもできるかもしれません。

 

 

しかし、私が作る旋律は、収まりつかず漂ったままの心です。そんな孤独な歌の断片が絡みあい、それらを慰撫しときに鼓舞するようなサウンドスケープに包まれ、ようやく一つの歌になっている。そのようなイメージで音空間を作ることが、私にとっての作曲です。

 

できれば多くの人に、歌ったり演奏してもらうことを望んでいます。しかしこのような変な音楽が、市場やアカデミズムに広くシェアされるものではありません。それゆえ、私の歌をより多くの人々に歌ってもらえる場所として、音楽劇などの舞台芸術の現場をその主戦場としてきました。

 

Works: 作曲・舞台作品の演出・音楽監督など

【演奏】はコントラバス独奏

2024

・【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所主催、国際交流基金共同制作「黒潮プロジェクト台湾-与那国-済州」 ユーラシアンオペラOp.4「黒潮の子」/那覇テンブスホール、日暮里サニーホール

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシア・アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督) 東京/ 紀伊国屋ホール

・【演出/作曲】宮沢賢治とクルドの歌「春と修羅 Bihar u Asura(ブハル ウ アシュラ)」(セルダル・ジャーナン来日企画2024 )/両国シアターX

・【構成】音楽詩劇研究所「音nity on the 船劇場」/横浜ボートシアター

・【作曲】「或る日のヨハン-南洋編」(エアジン、バッハ祭り2024・夏)for メゾソプラノ・フルート・チェロ/ 横浜エアジン

・【構成】音楽詩劇研究所 「CHE ★ SILENCIO(やぁ!沈黙) 」/渋谷クラシックス

2023

・【作曲】日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)〈現音 Music of Our Time2023〉ペガサス・コンサート Series Vol.V/初台オペラシティ

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシア・アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督)/紀伊国屋ホール

・【作曲】よしプロ/新内節「明烏夢泡雪in 明日館」(ダンス公演)

【作曲/演奏】Japan-Taiwan Butoh Dance Exchange 大倉摩矢子・辻たくや(舞踏公演)/テルプシコール

2022

【作曲/音楽監督】演劇公演 ドナルカ・パッカー ン「オッペケペ(福田善之) 」

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシア・アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督 /紀伊国屋ホール(演出:川口典成)

・【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所「響き合う東アジアの歌声」もりおか町家物語館 浜藤ホール

【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所・ユーラシアンオペラOp.3「A Night The Sky was Full of Crazy Stars」/アプリュス芝・Shibaura House

【演奏】間島秀徳展「龍が、見える」with 大倉摩矢子(舞踏)

2021

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシア・アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督/紀伊国屋ホール

・【作曲】「春風馬堤曲(与謝蕪村による18の曲による詩劇)for メゾソプラノ、クラリネット、マリンバ、コントラバス、打楽器、ピアノのための」vocalconsort initium わからないフェス出品/府中の森芸術劇場ウィーンホール 

・【作曲/演奏】亞弥 ソロ舞踏公演「raziko」/ テルプシコール

2020

・【作曲/演奏】落語 太宰治「メリイクリスマス」〜一日遅れのメリイクリスマス、文壇バー『風紋』回顧〜「明日會 

・【作曲/演奏】短編小説集「暗い世界」朗読公演/ココシバ

・【作曲】夜半楽/春風馬堤曲(与謝蕪村による18の曲による詩劇)」forメゾソプラノ(ピアノ弾き語り) エレクトロニクス

(“Yahann-raku/ Shumpū batei no kyoku”18 stantzas by Yosa Buson)/【vocalconsort initium ; online concert】initium ; auditorium オープニング企画 遷-transition-参加作品

・【構成/作曲】音楽詩劇研究所 / さんしょうだゆう in Tokyo ver.1(映像作品)

2019

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシア・アウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督) /紀伊国屋ホール

・【演奏】「書を紡ぐ・呪文を紡ぐ 濱崎道子展」書道 濱崎道子ダンス 三浦宏予)/ストライプハウス

【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所「古譚(原作:中島敦・ル・クレジオ)」(フェスティバル「東方声聞録」主催:音楽詩劇研究所 助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)

2018

・【作/演出/作曲】㈱BF.REC /空中ヨガ「西遊記 TENJIK TENJIK(原作:中島敦)」

・【作曲/演奏】朗読者公演in 鎌倉「天守物語(泉鏡花)」神奈川/極楽寺

・【作/演出/作曲】ユーラシアンオペラin 岩手「中央アジアからの声が響く」サインホ・ナムチラク)/もりおか町家物語館 浜藤ホール

・【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所ユーラシアンオペラ「CONTINENTAL ISOLATION』作曲・演出 /座高円寺2(助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシアアウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督)東京/ 紀伊国屋ホール

・【作曲/演奏】朗読者in kawaguchi「詩人の生涯(安部公房)」/ 川口KAFギャラリー

2017 

・【音楽監督/演出】石橋幸/ ロシアアウトカーストの歌「僕の呼ぶ声」(音楽監督)/ 紀伊国屋ホール

・【作/演出/作曲】(株)㈱BF.REC /空中ヨガ「西遊記 TENJIK TENJIK」

・【作/演出/作曲】音楽詩劇研究所「春香伝考」 東京/ 公演通りクラシックス

・【作曲/演奏】饗宴ロウドクシャ「怪談夜宴」  /国登録有形文化財 旧田中家住宅

・【作曲】「牛久きおくうた」慶應大学ABR日本演劇学会全国大会、カルチュラルタイフーン /慶應大学・早稲田大学

・【作曲/演奏】新木場木まつり 朗読者公演~新木場木まつり夏/「刺青(谷崎潤一郎)」 妙壽寺猿江別院本堂

・【作/演出/作曲】(立教大学文学部演習外部発表「和人のユーカラ・楢山節考(原作:深沢七郎)」

2016

・【作/演出/作曲】(株)㈱BF.REC /空中ヨガ「西遊記 TENJIK TENJIK」

・【作曲】朗読者 in KAMAKURA Vol.2/~第十一回鎌倉芸術祭参加企画「鏡花語り 清方描く ―ふたりの鎌倉物語―」「星あかり(泉鏡花)」ヴァイオリン独奏のための神奈川/極楽寺殿

・【作曲/演奏】シンプル組合展(from ドイツ)「シンプルな呪い」/大阪 パンタロン

・【音楽監督/演奏】表相標本箱Ⅱ 舞踏作品/「死の棘」/キッドアイラックホール

・【作/演出/作曲】立教大学文学部演習外部発表「古譚」中島敦

・【構成/作曲】Ayumi Paul  Violin コンサート/ シアターX

・【作曲/演奏】土方巽1960 しずかな家Ⅱ「件(内田百閒)」/横浜 東福寺境内

2015

・【作/演出/作曲】(株)㈱BF.REC /空中ヨガ「西遊記 TENJIK TENJIK」

・【作曲】「橋の中間で」(ヴォーカル、コルネット、コントラバスのための)(詩:キルメン・ウリベ、バスク語翻訳:金子奈美)

・【構成/演出/作曲】タデウシュ・カントール生誕100年  音楽詩劇研究所「捨て子たち星たち」/ シアターX 

・【作/演出/作曲】シアターX タデウシュ・カントール生誕100年 音楽詩劇研究所新作「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」  / シアターX

・【作曲】「件(内田百閒)」ヴァイオリン独奏のための/川口アートファクトリー

・【演奏】さいたまミューズフォーラム/きがわりをきがえる インスタレーション(文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業  /川口アートファクトリー

・【音楽監督/演奏】㈱BF.REC エアロヨガ/響きプロジェクト「深海と音」/キッドアイラックホール

・【音楽監督/作曲】Yプロジェクト/ 音楽劇「愛の門」(演出:今井尋也)/大和田伝承ホール

・【作/演出/作曲】立教大学文学部演習公演「橋づくしだよ!歌合戦」(近松門左衛門、ホメロス、カフカ、ブレヒト)

2014

・【構成/演出/作曲】楽道庵 河崎純ダンスワークショップ公演 /「アウステルリッツフラグメンツ あるいは世の終わりのための四重奏曲」(原作W・Gゼーバルト、パウル・ツェラン)

・【作曲/演奏】西川千麗3回忌 衣装美術展 「舞の霊性」/京都芸術センター

・【作/演出/作曲】立教大学文学部 演習外部公演「交響曲第16番かもめ 悲劇」

・【作曲/演奏】朗読者in Kwaguchi 「冷めない紅茶」(作小川洋子)/川口市立並木公民館体育ホール

・【音楽監督/作曲】Yプロジェクト/ 音楽劇「地獄門」(演出:今井尋也)/大和田伝承ホール

2013

・【作曲/演奏】小林嵯峨舞踏公演「短夜」/ キッドアイラックホール

・【作曲/演奏】日本舞踊(西川千麗)「千麗舞わない夕べ 或る日のルソー~「孤独な散歩者の夢想」より~」(共同作曲)/ 京都府民ホールALTI

・【音楽監督/作曲】江戸糸あやつり人形座ジョルジュ・バタイユ「マダム・エドワルダ 君と俺との唯物論」」東京/  阿佐ヶ谷ザムザホール

・【作曲/演奏】アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」東京、横浜公演(東京芸術見本市TPAM出品(セゾン文化財団、アサヒビール 助成)(パフォーマンス /BankArt,・森下スタジオ

・【演出/作曲】立教大学文学部外部発表公演「ブレヒトオラトリオ」

2012

・【作曲/演奏】朗読劇「夜仰向けにされて」(フリオ・コルタサル)/ EDITORY

2011 

・【音楽監督/作曲】普通劇場「じぱんぐ零年」(演出:大岡淳 ) /CANVAS

・【構成/演出/作曲】いまからここで7「into ソゴモンソゴモニアン」 /アップリンクファクトリー

・【作曲/演奏】朗読劇「一千一秒物語(稲垣足穂)」/ 川口アートファクトリー

・【作曲/演奏】河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待/ 演劇「弱法師(三島由紀夫)」(演出:大岡淳)

2009 

・【音楽監督/作曲】Y150横浜911シアタープロジェクト/ 市民参加オペラ「万歳 横浜」(演出:今井尋也)/赤レンガホール

・【音楽監督/作曲】メガロシアター創作オペラ 「人形人間オペラコードテト」(演出:今井尋也)/演劇フェスタ#01「神なきに…」現代犯罪フィールド参加作品

・【作曲】森鴎外展のガイド映像  /県立神奈川近代文学館

2008

・【音楽監督/作曲】静岡舞台芸術センターSPAC/  秋の芸術祭「大人と子供のためのハムレットマシーン」(ハイナー・ミュラー作/演出:大岡淳/静岡舞台芸術センター

・【音楽監督/作曲】モルタル劇場「火刑台のジャンヌダルク2008」(演出:今井尋也)/ 川口荒川鋳造工場  

・【音楽監督/作曲/演奏】袋井月見の里学遊館「シベリヤの道化師」静岡/ 袋井月見の里学遊館

2007 

・【作曲】千麗舞わない夕、照明と音楽 ミヒャエルエ・エンデのモモ「円形劇場または広場にて」/京都京北 千麗舞山荘 

・【作曲/演奏】河合塾COSMO/パフォーミングアーツへの招待ゼミ演劇「花(作松本大洋)」(演出:大岡淳)

2006

・【音楽監督/作曲】port+portaill「コッペリア」(演出:林未知)/ 横浜BANKART,

・【構成/作曲】詩の通路公演 打落水狗「Are you sure?」/ シアターX

・【作/編曲】日本チャップリン協会シンポジウム「コンサート現代音楽編」委嘱三作品/ 京都元立誠小講堂 

・【音楽監督/作曲】詩の通路公演「あとからうまれるひとびとにブレヒト」/ シアターX

・【作曲】東京北区 高校演劇団公演「わすれもの」/ 北とぴあ

・【作曲】北区北とぴあNPOプラザ 北区高校生による「グスコーブドリの伝記 農民芸術概論」(宮澤賢治)ほか2作品(音楽監督)/ 北とぴあ 

・【作曲/演奏】河合塾COSMO パフォーミングアーツへの招待ゼミ「いちばん小さな海」詩の朗読パフォーマンス 

2005 

・【音楽監督/作曲】イヴェント「テクストの祝祭日」(演出:大岡淳)坂口安吾「私は海をだきしめていたい」横光利一「幸福を計る機械」/ 神田古書センター

・【作曲】コンサートシリーズ「声の漬け物」谷川雁×武満徹 谷川雁のテクストによるシアターピース/ 公演通りクラシックス

・【作曲】『KNOTS』(4奏者のためのピアノ4手連弾、コントラバス連弾、メゾソプラノ) 

・【作曲/演奏】port+portail「あ。」横浜 stスポットダンスラボ5ー20#17出品  / 横浜STスポット

 

・【作曲】桐朋学園演劇科試演会「コンベヤーは止まらない(八木柊一郎)」(作曲・演奏)

・【作曲】日本舞踊 蕾の会「明治大正ノスタルジー    / 京都芸術センター 

・【音楽監督/作曲】シアターXシアターコレクティブ「溺れる市民 東京のフェルディドルケ」(演出:林未知) ゴンブロビッチ生誕100年祭出品/ シアターX

・【作曲】西川千麗「カミュ・クローデル」 / 京都府民ホール・スイスローザンヌオクタゴ−ヌ劇場・フランス日本パリ文化センター

・【作曲】川口市環境科委嘱作曲「角笛と叫び」/川口市環境センター

・【音楽監督/作曲】port+portail「凶暴な青 改訂版」(演出:林未知)/ シアター・トラム

2003 

・【構成/作曲】打落水狗「教訓の再読 音楽と朗読による花田清輝」ブレヒト演劇祭出品  /シアターX

・【音楽監督/作曲】PortB「ブレヒト演劇祭の約1時間20分」高山明構成、演出シアターXブレヒト演劇祭出品 / シアターX

・【作曲】千麗舞の夕「甲斐荘楠音 未完畜生塚」日本舞踊 西川千麗、宮下バレー団 / 京都府民ホールアルティ

1998

・【音楽監督・作曲】商品劇場「マデュバイ小学校奪取」(H・シクスー作、演出:大岡淳 演劇祭アジアミーツアジア98出品 / プロトシアター

海外での公演・フェスティバルへの参加

2024

・【構成】音楽詩劇研究所Incredible sound vision in Seoul/ソウル/韓国

2019

・【作/演出/作曲】「さんしょうだゆうin 韓国」演出・作曲(主催:国際交流基金ソウルセンター)ソウル/韓国

音楽詩劇研究所「トランスステップロードプロジェクト」タタールスタン・ロシア公演 助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、国際交流基金

・【作/演出/作曲】「さんしょうだゆうin カザフスタン」演出・作曲 助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、国際交流基金アルマティ/カザフスタン

2017

・フェスティバル FALL UP 招聘ゲスト (演奏)/イルクーツ/ロシア

・【作/演出/構成】音楽詩劇研究所 バイカル・黒海プロジェクト(演出・作曲)助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、国際交流基金/ イルクーツク/ロシア、ウラン-ウデ/ブリヤート共和国、イスタンブールト/ルコ、オデッサ/ウクライナ

2016

・【作/演出/作曲】河崎純 音楽詩劇公演プロジェクト  /「終わりはいつも終わらないうちに終わっていく」アルメニア&ロシアツアー 2016(演出 構成 音楽) 助成:国際交流基金、アーツカウンシル東京助成)/ エレヴァン/アルメニア

モスクワ/ロシア

2014

・Marc Sinan ドレスデン交響楽団/「dedekorkuto」(演奏・ソリスト)/リヒテンシュタイン、ドレスデン、ベルリン・シュトッツガルド/ドイツ   

2012

・【作曲/パフォーマンス】アイディン・テキャル(振り付け)「db=II=base」イスタンブールAKBANK JAZZフェスティバルに出品(セゾン文化財団、アサヒビール助成)/イスタンブール/トルコ

2010

・国際交流基金主催日本トルコ現代音楽共同制作「sound migration」(演奏)

/イスタンブール、イズミル/トルコ、カイロ/エジプト、ブダペスト/ハンガリー

・ロシアアウトカーストの唄 石橋幸コンサート (演奏)/モスクワ/ロシア

・【作/演出/作曲】「砂の舞台」国際交流基金モスクワ主催 (演出・作曲)/モスクワ/ロシア

2008

・国際交流基金主催グループBAKK( ロシア東欧公演 (演奏) 

/ モスクワ、サンクトペテルブルグ/ロシア・キエフ/ウクライナ、カウナス、ヴィリニュス/リトアニア

2007

・【作曲/演奏】千麗舞の夕 西川千麗「カミュ・クローデル」(作曲・演奏) /ローザンヌ/スイス、パリ/フランス

2004

・フェスティヴァルINSTAL出演(演奏)/ グラスゴー/スコットランド

・EXIAS-J ツアー ヴィリニュスアルjazzフェスティヴァルハンゲリスクjazzフェスティヴァル,実験音楽祭に出演

ペテルブルク、モスクワ、アルハンゲリスク/ロシア、ヴィリニュス/リトアニア

2003

・EXIAS-J  ニューヨーク他アメリカ東海岸ツアー(演奏)

・EXIAS-J  台北FORMOZDFESTIVAL出演 (演奏)台北/台湾

2001

・【作曲/演奏】「よだかの星」再演 日本舞踊 西川千麗 (演奏、作曲)/ ワルシャワ、プワツク/ポーランド

2000 

・【作曲/演奏】千麗舞の夕 日本舞踊 西川千麗 「よだかの星」(演奏、作曲)ポーランド/ クラクフ/ポーランド

[講義/ワークショップ/トークなど]

2024

・テンプル大学日本校 特別講義

2023

「クルドのうた ―原郷を訪ねて―」上田惠利加+河崎純(アンテナブックカフェ・ココシバ)

詩のカイ第14回(シアターX)「ユーラシアの歌と詩」

・書籍「ユーラシアの歌 原郷と異郷の旅」(河崎純/ぶなのもり)出版記念イベント ゲストFUNI(ラップ)

2022

・BMIA(一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会)オリンピア連動企画~ビジネスマンの為の音楽芸術史入門(3回)~

2021

・ベルリンー東京実験音楽ミーティング2 河崎純ワークショップ 会場:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター(主催: 「ベルリン・東京 実験音楽ミーティング」実行委員会 / 共同主催: ナヤ・コレクティブ / 共催: ゲーテ・インスティトゥート東京 / 助成: 公益財団法人野村財団、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)

・LAND FES DIVERISTY 富士 2021(講師 岩渕貞太(ダンサー)、河崎純(作曲家・コントラバス奏者)会場:法源寺 会館

企画制作:NPO法人LAND FES、協力:富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」助成:公益財団法人静岡県文化財団 ふじのくに#エールアートプロジェクト

2019

・河崎純月刊音楽通信「リュモーチナヤ」埼玉/ココシバ トーク等ゲスト:北村明子(ダンス・振付け)、石橋幸(歌手)、鄭梨愛(美術家)、姜信子(作家)、渡部八太夫(説経祭文、山伏)

「トランスステップロードプロジェクト」トークイベント 菅啓次郎(詩人、文学者)

「トランスステップロードプロジェクト」トークイベント 宮内康乃(つむぎね)・今井尋也(シルクロード能楽会)

ワークショップ ロシア/エゴリエフスク 助成:東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、国際交流基金

2018

慶應大学文学部 特別講師

・トーク・上演イベント 架空の民族ナイトー地図と音楽と食卓ー

・慶應大学ABRカルチュラルタイフーン・カルチュラルタイフーン2019 京都/龍谷大学

BLUE ICE in TOKYO 2018 シベリアの音楽プロデューサーナターリア・ベンチャロヴァとのトーク&ピアノコンサート/ZIMAGINE 青山

・トーク ブックカフェしばしば舎 ユーラシアンオペラ2018 [音-nityシリーズ紹介篇、ワークショップ篇・韓国、スペイン、トルコ篇、ロシア・コーカサス・東欧篇、音nity|Oto-nity Vol.5 〜中央アジア・北方諸民族・北海道・沖縄篇、日本篇} 主催:音楽詩劇研究所

2017 

・トーク 音楽詩劇研究所「ユーラシアンオペラへの道」 

・慶應大学文学部 特別講師(2017)

・㈱BF.REC  繭のひとやすみ

・カルチュラルタイフーン2017(カルチュラルスタディズ学会)/ 早稲田大学

・「牛久きおくうた」慶應大学ABR(演出、作曲) 2017年度 日本演劇学会全国大会、カルチュラルタイフーン(カルチュラルスタディズ学会)/ 慶應大学

・立教大学文学部演習外部発表/「和人のユーカラ/楢山節考」(深沢七郎)(構成、演出、音楽)

2016

・立教大学文学部演習外部発表「古譚」中島敦(構成、演出、音楽)

・「週刊大谷能生の仕事部屋20:ポピュラー・ソングの古層(対談・演奏)

・両国シアターX音楽詩劇研究所 講師

・㈱BF.REC  暗闇のワークショップ/ タタミスタジオ

2015

・立教大学文学部演習公演「橋づくしだよ!歌合戦」(近松門左衛門、ホメロス、カフカ、ブレヒト) 演出、作曲、脚本

2014

・立教大学文学部 演習外部公演「交響曲第16番かもめ 悲劇」(作、構成、演出、音楽)

・ブレヒトとロルカ つくばワークショップ  / 千年一日珈琲

2013

・エイブルフレンドフェスティバル公益財団法人横浜市芸術文化振興財団 「ヨコハマアートサイト2013」/ おおたか静流、大野 慶人、今井尋也、河崎 純、矢萩 竜太郎、野村誠 (演奏・ワークショップ)/ 象の鼻テラス

・立教大学文学部外部発表公演「ブレヒトオラトリオ」(演出、構成、音楽)

・Bfrec ワークショップシリーズ「響きプロジェクト」講師

・(有)国語専科教室 表現ワークショップ「沈黙のためのエチュード」(講師 小学生ワークショップ)

2014

・川口市美術館アトリア/ 小学生ワークショップ「海のライン」(講師)

・立教大学文学部文芸思想専修(2016年度まで)(講師)

2011

・河合塾コスモ パフォーミングアーツへの招待/ 演劇「弱法師」(演出 大岡淳 作 三島由紀夫)の音楽担当

2010

・岩手県盛岡市で作曲ワークショップとワークショップ公演 

2008

・袋井月見の里学遊館 ワークショップ音楽クラス講師

・UNI-MARCA アサヒロビーコンサート、アートスクエアトークイヴェント

「ashita cafe」聴き手 小沼純一(音楽批評)/ アサヒアートスクエア

2007

・河合塾COSMO/パフォーミングアーツへの招待ゼミ演劇「花」(作松本大洋)(作曲、演奏)

2006

・シアターX 詩の通路ゼミ講師(打落水狗=河崎純、原牧生)

・東京北区 高校演劇団公演「わすれもの」音楽監督  / 北とぴあ

・北区北とぴあNPOプラザ 北区高校生による「グスコーブドリの伝記 農民芸術概論」(宮澤賢治)ほか2作品(音楽監督)/ 北とぴあ  

・河合塾COSMO パフォーミングアーツへの招待ゼミ「いちばん小さな海」詩の朗読パフォーマンス (作曲・演奏)

2004

・桐朋学園演劇科試演会「コンベヤーは止まらない」(作八木柊一郎)(作曲・演奏)

2002

・シアターX「教育の家第20号上演プロジェクト」ワークショップほか音楽監督 (演出 高山明) 

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